作ったものが世に出るのは
嬉しいなと思います。

技術部 / 2019年入社 Wさん

インタビュー

あなたの仕事内容を教えてください

古くなった金型の更新、ユーザーの希望どおりに作る特注品製作、そして新製品を作る仕事の三つです。
外出することもあり、成形試作の立ち合いや、打ち合わせのために業者さんの所へ行きます。寸法の測り方や生産上での困りごとを話し合ったり、どうやったらこちらの希望する形にできるかアイデアの交換をしたりしています。
また、ユーザーさんが特注を希望している時は、営業さんに同行して直接聞きに行ったりもします。ユーザーさんの希望をなるべくかなえられるよう頭を絞っています。
社内でも生産治具を「こういう仕様で作ってほしい」と言われて作ったりすることもあります。

入社のきっかけはなんですか?

3D-CADを使った仕事を探していた時にこの会社と出会い、自分のスキルを活かせるチャンスだと思い入社しました。

この仕事の面白いところは?

新しいものや特注品を作る時に、自分で考えて提案したものが売れていくのは面白いかな。作ったものが世に出るのは嬉しいなと思います。

この仕事の大変なところは?

まれに既にカタログから外された製品でとても古いものであっても、様々な事情から新たに図面から作ることがあります。そういった際に「基準」から考えていくことはなかなか大変だなと感じます。

手を掛けている製品はありますか?

ある製品の更新作業を入社して半年ぐらいからやっていたのですが、とても時間を要したという点で手を掛けた製品があります。というのも、過去に作製した別の型を転用したばっかりに予想以上に時間がかかっちゃって…。なので良くも悪くも手を掛けました。

その経験から学んだことはなんですか?

価値ある部分にはしっかりコストを投じること。そして製品を作っていく上で、パッションがないと前進できない。そういうのが失われるとペースがとたんに落ちるかなって。パッション持ち続けたいなと思います。

アジア器材の設計業務について、意外なところや他社との違いはありますか?

アジア器材の製品はいわゆる丸ものばかりだから、勘所が難しいですね。本体とキャップしかなくて形状(丸いこと)が機能の製品なのでどう作るのが正解かいまだにわかっていません。手探りで前進中。そういう意味では今まで経験してきた製品よりシビアなのかな。難しいというか、奥深いというか。

今後やりたいことや目標はありますか?

今50代後半で、サラリーマンの集大成となる会社だと思っています。今までの積み重ねがあるからこそ今アジア器材にいて、それなりのお役に立てているのかなと思っています。

技術部としての課題はなんですか?

設計できる人をあと2、3人増やして、後進を育てなきゃいけないですね。給与面を考えつつ、どのぐらいのスキルがある人を採ればいいのかなというのが課題。
もちろん若い世代も来てほしいけど、僕が育てられる時間があまりないからある程度吸収力があるというのは条件になっちゃいますね。

技術部としての今後の目標はなんですか?

製品の「更新・特注・新規」の三本柱というのは未来永劫続くと思うので、その中の「新規」にだんだん比重を増やしていけたらいいなと思っています。そうすると今の人間のリソースでは足りないので、色々な引き出しがある人が入ってくれてくれればいいなと思います。

どんな人と働きたいですか?

明るくて朗らかな人がいいですね。あとはご飯をよく食べるとか。
お仕事するにあたっては、周りに配慮できるのが大事かなと思います。アジア器材は小さい会社で人が少ないから、周りを良く見ていないと変なこと言って傷つけたり、迷惑かけたりするから、配慮ができる人のほうがいいかなと思います。