インタビュー
あなたの仕事内容を教えてください
配送センター内で、主に2つの仕事を担当しています。1つは協力会社さんへの購買、発注業務補佐。もう1つは業務のIT化です。積極的に各業務へのRPA導入を推進しています。
配送センターでは購買業務の他にも在庫管理業務や入出荷業務、加工業務があるのですが、まだまだアナログな部分が多いので、自動化できるところがもっとありそうな気がしています。
以前はどんな仕事をしていましたか?
とあるメーカーで働いていました。ものづくりの最前線で、一つの工程を立てる主任的な動きをしていました。アジア器材でいうと、二次加工のスケジュールを立てて、作業者さんへ指示を出すのと同じような仕事です。計画を立てるには組み立てリストを確認し、それぞれ工数を割り当てて、1日の配分をはめ込んでいくので、パソコンスキルの向上は必須でした。パソコンスキルは本を買って独学です。ただ、例えばエクセルとかは使い方が得意な人が周りにいたので、仕事の合間を縫って色々教えてもらいました。
転職をしようと思ったきっかけはなんですか?
前職はとても好きでした。だけどその日の仕事量が定まってなかったんですね。最初からある程度残業だと分かっていればいいのですが、夕方になって唐突に残業になることも。子育てをしていたのでなかなかその状況が厳しかったです。チームで動いていたので、他のメンバーに仕事をお願いして帰るにも調整が必要だし、何より申し訳ない。なので、プロジェクトが終了したタイミングで子育てを優先させたいという理由で退職しました。そして自宅からの距離が短く、時間の計算ができる会社を探しました。
この仕事の大変なところ、面白いところは?
今までアナログにやっていた業務をデジタル化して、私が発案したアプリケーションで業務改善できたときは役に立った実感が持てました。結構好きなようにやらせてもらえるので、そこは面白いところですね。
大変なところは、感覚的にやってきた部分がとても多い職場なので、そこを数値的な考えに転換していくのは簡単ではないです。どういう言い方をすればよいのか、どうすれば納得してもらえるのかは人間的な部分だし、理屈だけではダメだと思っていていつも悶々としています。もっと語彙力、言葉のバリエーションを増やさなければと思っています。
残業はどれくらいありますか?
30分から1時間ですね。私は極力30分以内で終わらせています。但し月に一度配送センター全員でのミーティングがあるので、その日は19時頃まで残ることになります。決して残業が多いとは思いませんが、それでもゼロではありません。でももし今の残業を全員15分だけでも少なくできれば、部署全体の利益は年間ですごく増やすことができるんじゃないかと思っています。
お休みは取れていますか?
連続休暇前は繁忙期なので、皆意識的に取らないようにはしていますが、それ以外は全く問題なく取れます。ただ、日々イレギュラーなことが起きる職場なので、1日休むと状況を把握するのにとても苦労します。横の連絡方法が整備されていない部分もまだ多いので、もう少し状況が見えやすい環境を作りたいです。
テレワーク勤務はいかがですか?
家庭の事情で、週に1度テレワーク勤務をしています。テレワークって本当に便利で助かっているのですが、同時に大変なこともたくさんある。まず自己管理が絶対に必要。集中力が続かない人だと本当に大変です。甘えようと思えばいくらでも甘えられます。だけどそうなったら会社はもう誰にもテレワークを許してくれなくなりますから。
それと、子供が帰ってくると途端に騒がしくなって仕事に集中できない。そういう時は少しでも静かな寝室にこもり、作業をしています。
今後やりたいことや目標はありますか?
部署全体で共有している、とある「チャレンジ」があります。製品管理部内の一人ずつが、具体的数値に直結する成果を出そうというものですが、今はこの達成を目指しています。
私が考えているのは、パートさんも含めた全従業員のパソコンスキルを少しだけ上げること。例えば「ショートカットキーを覚える」といった、そこまで難しくないパソコンスキルを身に付けることで作業効率は大幅に上がる。ちょっとした関数を覚えるところまでいけば生み出せる時間はすごくなります。そうすればその時間を使ってもっと別のことができるようになると思いますし、残業も今以上に少なくできると思っています。
どんな人がアジア器材に向いていますか?
何事もやってみようと思って、それを行動に移せる人ですね。パッと頭の中に浮かぶ、この会社で活躍している人はやっぱり自分から発信し、提案し、動いていますね。
だけど向いているとなると、そういう人たちだけでなく縁の下の力持ちタイプも。動ける人も決して一人で全部できるわけではなくて、強力なアシスタント、サポート的な人がいるからこそ力を発揮できるんです。
また、製品管理部は他の部署に比べパートさんがとても多くて、すごく長く働いている人がたくさんいる。アジア器材に対する愛着や思い入れは強いので、パートの皆さんともちゃんとチームを組めないとならないですね。
もし、少しでもこの会社に興味を持ったら一度見学に来てみてください。ここでどんなことなら自分の強みを活かせるのかイメージできると思います。今、製品管理部は新しい拠点を増やしたり、体制を変えたりとすごい勢いで変化していっています。その中で力を発揮できることはとても楽しいし、やりがいを感じています。思った通りにいかないことばかりで大変ですが、できる限りのことをやっていきたいと思っています。