インタビュー
あなたの仕事内容を教えてください
営業部に所属しています。自分の担当エリアの病院へ行ったり、取引のある代理店さんと打ち合わせしたりしています。他にも採用活動やホームページの作成、社員総会の実行委員など営業以外のことも色々やらせてもらっています。
一日のスケジュールは、午前中は社内で色々やります。見積の作成、メールのやりとり、今日訪問するお客さんに対して商品サンプルが必要であれば用意したり。午後はひたすらお客さん回りです。
もう一つ大切なこととして、スケジュール組みがあります。うちの会社では上司から「こういう場所を訪問してきて」とか「来週どこのエリアに行ってきて」とか、そういう指示は一切なくて全て自分で決めていくんです。訪問スケジュールを自分で組んで、出張となればレンタカーやホテルを予約したり、その地域の代理店さんにお客さん先への同行や、訪問予定を連絡したり。訪問ルート等の段取りはとても重要です。
入社のきっかけはなんですか?
最初は製品管理部の求人に応募したんですが、色々話しているうちに面接官から「営業の方が向いているんじゃない?」と言われて改めて営業部の面接を受けて入社しました。
最初の1、2年目は本当に苦労しました。営業なんて何も知らない状況で入社して、営業エリアを任されても数字が伸ばせなかったりして。ただ複数の上司からエリアを引き継げたので、それぞれの先輩たちの営業の仕方とか考え方とか、同行させてもらいながら学ばせてもらいました。
この仕事のやりがいや嬉しいと思える瞬間は?
自分が提案したものがお客さんの今のニーズに応えられて採用される、というのはとても嬉しいことなんですけど、それよりも信頼関係のある代理店さんが僕の代わりに提案して採用された時の方が嬉しいんです。
僕は今、担当エリアが複数あって一人で全部回ろうと思ったらとても時間がかかる。だから、代理店さんとの付き合いというのはとても大切にしていますし、仕事以外で電話することもあります。そうやって築いた関係で「これを売ろうと思っているんだけど教えてくれない?こんなこと他の人には聞けないから」って言ってくれる人がいるんです。そういう全国のサポーターがアジア器材の商品を一生懸命提案して売ってくれるというのが嬉しいですね。
この仕事の大変なところは?
いっぱいありますよ。担当エリアの管理もそうですし、家庭も大事にしたいから仕事ばっかりという訳にもいかない。そんな中でも売上を上げなきゃいけない。じゃあどうしようかな、どうすればいいだろうって考えるのも、それを実践するのも大変です。
うちの会社は営業部が引っ張っている会社だという自負があって、やっぱ僕ら営業部が中心になってこの会社を引っ張っていかなきゃいけないという気持ちが強いです。
悔しかった思い出はありますか?
取引のないお客さんから大口の依頼を頂いたんです。全然縁がなかったのになんでうちに話が来たんだろう、と思いながらもチャンスだと思って出来る限りのことを尽くしてようやく注文するってところまで行ったんです。だけど、その後色々取引上のトラブルがあって、結局他社製品に決まってしまった時に「こんなにやってきたのに何でなんだろうな」って。あの時は本当に悔しかったですね。
今まで経験した事から学んだことはありますか?
けっこう大きな問題が起きたことがあって、その時は会社に行くのもちょっと嫌になるぐらい怖かった。でも自分にできることをして、上司も同僚も一生懸命動いてくれて、結果なんとかなりました。
そこから学んだことは、起こったことは全てプラスで捉えた方がよいということです。こんな経験した営業はいないだろうなって思うし、当事者じゃなきゃ感じとれないことをどう皆に話ができるかというのはいつでも考えています。経験したことをプラスに活かす方法というのを考えるようになりましたね。
今後やりたいことや目標はありますか?
営業のことなんて何も知らなかった自分が今は指導する立場になっているので、部下を一人前にすることが僕自身の目標ですね。
あとは今までにない営業の仕方、製品というのを創り上げていきたい、というのがあります。臨床検査以外のフィールドに打って出て、その市場でそれまでになかった製品をしっかりと形にして世に出したいですね。
僕たちの仕事は、実直にやっていけば必ず数字は作れます。その上で自分が楽しくて会社の利益になれる仕組みが作れたらなあって思います。
アジア器材はどんな会社だと思いますか?
僕は引かれたレールをまっすぐ走るよりは自分で道を開いていく、ゼロからイチというのを創りたいんです。それが自分自身の生き甲斐なので、それをある程度自由にやらせてくれる会社はありがたいなって思っています。会社の中で色んな人にやりたいことを話すとアドバイスがもらえたり、「面白そう!何かあれば協力します」と言ってくれる。それがすごくやりがいに感じるし、なんかこの会社のために頑張ろうってモチベーションにもなっているのかなと思います。
どんな人と働きたいですか?
営業部で言えば多少はみ出た人の方が向いていると思います。女性、男性にかかわらず、上からの指示待ちというよりも率先して「失敗なんて恐れるもんか!」くらいの方が入ってくれたらいいですね。